入院時と外来での取り組み
重度認知症の患者さんに対して、認知症の行動・心理症状の改善及び認知機能や社会生活機能の回復を目的として、作業療法、学習訓練療法、運動機能療法等を組み合わせて、個々の症例に応じた個別リハビリテーションを実施します。
十分な経験を有する医師の指導監督の下、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職が、個別に20分以上のリハビリテーションを提供します。
退院後も、外来リハビリとしてフォローをすることも可能です。
※西宮渡辺病院は認知症疾患医療センターに指定されています。
「認知症対策総合支援事業の実施について」における、基幹型センター及び地域型センターとして、兵庫県知事が指定した保健医療機関です。
「認知症対策総合支援事業の実施について」における、基幹型センター及び地域型センターとして、兵庫県知事が指定した保健医療機関です。
在宅部門での取り組み
認知症は生活の中でどのように付き合っていくかも大きなポイントとなります。回復期病棟や法人内の各介護系施設では、スタッフが同じ目線で、同じ評価指標を用いて患者さんや利用者さまにアプローチして行きます。
その為の強力なツールとして、当法人では兵庫県が推進している「認知症機能訓練(4DAS)」を導入しています。
このツールは、認知症に対して療法士のような専門的知識を有さない介護職やケアマネジャー、ご家族でも利用できるように開発された評価指標、アプローチ手法です。