訪問診療とは
医師と看護師が患者さんのご自宅に訪問し、診察などを行うことです。
さまざまな疾患のために通院が困難な方に対し、定期的な訪問診療と各種医療・介護サービスとの協力を行って全身状態の維持・向上に努めます。
対象となる患者さん
- 寝たきり状態
- ADL低下により通院が困難
- 認知症による通院困難
- 病状により自宅療養を望まれる方
- 在宅ターミナルケア
など
ご利用の流れ
1. 相談
主治医、ケアマネの方にご相談ください。訪問診療担当医に紹介状を用意します。
2. 連絡
訪問診療担当窓口までご連絡ください。
- 担当窓口
- 西宮渡辺心臓脳・血管センター地域連携室
- 電話:0798-36-1884
3. 面談/説明
担当者より、料金や注意事項等の詳細を説明させていただきます。
4. 訪問診療の開始
担当医師が定期的にご自宅や施設等に伺い、訪問診療が開始されます。
費用について
1ヶ月あたりの費用
約6,000円~7,000円
在宅患者訪問診療料、在宅医学総合管理料とその他の費用を合わせて、1ヶ月で約6,000円~7,000円です。
料金について
- 例)1割負担・月2回以上の診察の場合の1ヶ月に支払う料金
訪問診療1回目 在宅時訪問診療料+在宅時医学総合管理料 訪問診療2回目 在宅時訪問診療料
合計 約6,160円
- 別途料金加算が付く場合があります
- 例)1割負担・月1回の訪問診療の場合の1ヶ月に支払う料金
訪問診療1回目 在宅時訪問診療料+在宅時医学総合管理料
合計 約3,590円
- 別途料金加算が付く場合があります
上記料金に含まれる費用
- 処置料、処置に対して使用した薬剤、院内処方料、特定疾患管理料など
その他含まれない費用
- 各種加算、検査、画像診断に係る費用
- 病院受診時の再診料や入院・訪問看護等の費用
- 介護保険による居宅療養管理指導や訪問サービス等を行った場合の費用
※下記の記載に該当する方は別料金となります。
- 末期の悪性腫瘍の患者
- スモンの患者
- 指定難病の患者
- 後天性免疫不全症候群の患者
- 脊髄損傷の患者
- 真皮を超える褥瘡の患者
- 人口呼吸を使用している患者
- ドレーンチューブ等を使用している患者
- 人工肛門等の管理を要する患者
- 在宅自己腹膜灌流を実施している患者
- 在宅血液透析を実施している患者
- 酸素療法を実施している患者
- 在宅中心静脈栄養を実施している患者
- 在宅自己導尿を実施している患者
- 植込み型脳・脊髄電気刺激装置による疼通管理を受けている患者
- 携帯型精密輸液ポンプによるプロスタグランジンI2製剤の投与を受けている患者
訪問診療と往診の違い
病状や住所などのさまざまな事情により、ご依頼をお受けできない場合がございます。
その際は誠に恐れ入りますが、ご容赦ください。
ご家族の方で、訪問診療をお考えの場合でも、主治医、看護師、ケアマネージャーさんなどを通してご依頼ください。