負荷エコー(ドブタミン負荷心エコー、運動負荷心エコー)
検査でわかること
負荷エコーには、患者様に運動を行っていただく運動負荷心エコーと、ドブタミンという薬剤を使用するドブタミン負荷心エコーがあります。どちらの検査も心臓に負担をかけて、安静時では認めない心臓の動きや血液の流れの変化を知ることができる検査になります。
検査方法
検査は医師1名、検査技師1名で行います。
運動負荷心エコー:専用の検査台に寝転んでいただき、自転車のペダルをこぐ運動をしていただきます。運動をするのと同時にエコー検査にて心臓の動きの変化を観察していきます。
ドブタミン負荷心エコー:心臓の収縮力を高め、心拍数をあげるお薬(ドブタミン)を使用します。目標の心拍数に到達するまで少しずつお薬を投与しながらエコー検査にて心臓の動きの変化を観察していきます。
検査所要時間
30~40分程度ですが、病気の種類や患者様の状態によります。
検査を受けられる患者様へ
運動負荷心エコーでは自転車のペダルをこぐため、足や腰に痛みがある場合は、検査前にお申し出ください。
ドブタミン負荷心エコーでは検査前に点滴をとっていただきます。
検査前に胸の痛みなど症状をお聞きしますが、検査中症状に変化がある場合には必ずお申し出ください。検査を安全に行うためにご理解・ご協力をお願いいたします。