経食道心エコー

検査でわかること

胃カメラのように、口から食道に直径約1cmの超音波プローブを入れ、心臓を食道から観察する検査です。食道は心臓のすぐ後ろにあるため心臓や大血管の鮮明な画像が得られます。経胸壁心エコー検査で描出困難な場合や心臓の奥にあるものを観察するのに有用な検査です。

検査方法

ゼリー状の麻酔薬とスプレーの麻酔薬にて喉の麻酔をします。
検査をスムーズに行うため、検査中は眠たくなるお薬を使用させていただきます。プローブの抜き差しや角度をかえたりすることで、心臓を様々な角度から観察していきます。

検査所要時間

麻酔開始から20~30分程度ですが、病気の種類や患者様の状態によります。

検査を受けられる患者様へ

検査4時間前から絶飲食となります。薬を服用する程度の水はお飲みいただいて結構です。検査当日の薬の内服は主治医の指示に従ってください。
食道に病気のある方は検査ができないことがありますので主治医にご相談ください。
眠たくなるお薬を使用するので、検査前に点滴をとっていただきます。
検査終了後1時間は食事や水分は摂らないでください。院内で1時間ほど休み、水を少量飲んで、むせないことを確認してからお帰りいただきます。車の運転は避け公共交通機関を利用し来院してください。