回復期リハビリテーション病床（40床）

集中的なリハビリテーションを実施し、可能な限りの自立した生活を取り戻すための病棟です。

脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的した病棟です。この病棟では、骨折の場合は60日まで、脳疾患の場合は120日までといった入院期間が設けられています。チームの各担当スタッフが入院後すぐ、寝たきりにならないよう、起きる、食べる、歩く、トイレへ行く、お風呂に入るなど（これらを「日常生活動作」（ADL）といいます）への積極的な働きかけで改善を図り、家庭復帰を支援していきます。

表）回復期リハビリテーションを要する対象患者と入院期間

一日の流れ
6：00	おはようございます起きてトイレ・洗面に出ましょう。着替えをして１日の始まりです（着替えにお手伝いが必要な方は、６：00～10：00に随時着替えを行います）
7：45～	朝食食事前に嚥下体操を行います。食事摂取しやすい口の準備体操です。食堂へ食べに行きましょう。水分をしっかり取りましょう。
8：40 ～16：00	リハビリテーション１日２～３回のリハビリを行います。時間は前日に決定します。風呂週２回お風呂に入ります。必要時、お手伝いを行いますのでご安心ください。機械浴は週1回で座った状態が保てない方はこちらになります。
12：00	昼食食事前に嚥下体操を行います。食事摂取しやすい口の準備体操です。食堂へ食べに行きましょう。水分をしっかり取りましょう。
14：00	レクリエーション様々な催し物をしています。塗り絵をしたり、歌を歌ったりとみんなで楽しく過ごしましょう。週２回、リハビリスタッフによるレクリエーションも行います。
17：45～	夕食食事前に嚥下体操を行います。食事摂取しやすい口の準備体操です。食堂へ食べに行きましょう。水分をしっかり取りましょう。
20：00	寝る準備寝る準備をしましょう。パジャマに着替え、トイレ・歯磨きを済ませましょう。（着替えにお手伝いが必要な方は、１５時頃より随時着替えを行います）
22：00	おやすみなさい消灯時間です。今日も一日お疲れ様でした。夜間でも病棟スタッフがいますのでご安心ください。