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下肢血管外来

下肢静脈瘤外来

下肢静脈瘤外来および下肢静脈瘤レーザー治療を開始しました!

こんな症状ありませんか?

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下肢静脈瘤とは

足の静脈には血液が逆流しないように弁がついています。弁が壊れてしまうと血液の逆流が起こり、 静脈に血液が溜まって膨れや蛇行、コブができます。これが下肢静脈瘤です。

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こんな方にできやすい

【性別】 女性に頻度が高い

【年齢】 加齢とともに増加する。妊娠・出産がきっかけでできる人が多い

【職業】 立ち仕事の方に多く、進行しやすい

【遺伝】 家族に静脈瘤のある方に起こりやすい

日本人の約9%に下肢静脈瘤があり、出産経験のある成人女性の2人に1人が発症するとされています。

4タイプの下肢静脈瘤

静脈瘤の太さにより以下の4タイプに分けられます。

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一般的に症状があり、手術が必要になるのは伏在型静脈瘤です。他の3種類は軽症であり、あまり心配のない静脈瘤です。

主な治療法

静脈瘤のタイプ、患者さんの状態によって治療が異なります。
当院では下記すべての治療方法が可能です。

手術治療

血管内レーザー治療

治療する静脈の中に細い光ファイバーを挿入しレーザーの熱によって静脈を塞ぐ方法です。
2014年より健康保険にて治療可能となりました。

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  • メリット:短期滞在手術が可能。手術の傷跡が一か所ですみ、皮膚にメスを加えないので傷跡がほとんど目立ちません。出血が少ない治療法です。
  • デメリット:一時的に痛み、つっぱり感、皮下出血などが起こる事があります。

当院でも2015年10月より最新機器ELVeS1470を用いたレーザー治療開始!

→詳しい機器の説明はこちら(株式会社インテグラル ELVeSレーザー1470 製品紹介ページ)

ストリッピング手術

皮膚に小さい切開を加え、弁不全を起こしている静脈に特殊なワイヤーを通して静脈を引き抜く方法です。

高位結紮術

静脈逆流の強いところを、1cm程度の皮膚切開を加え静脈を縛り血液の逆流を止める方法です。

硬化療法

硬化剤という薬を静脈瘤に直接注射し固めてしまう治療です。入院の必要はありませんが、太い静脈には治療できません。

保存的治療

弾性ストッキングで足に適度な圧力を加え、血液が溜まるのを予防します。低価格で履くだけで良いのですが、現状維持が目的で下肢静脈瘤そのものが治る訳ではありません。

 

病状により最も良い方法をご提案します。

診療の流れ

初診予防

初診受付・問診票記載

診察

エコー検査

治療方針のご相談

術前検査 (血液検査・心電図・胸部レントゲン)

手術

術後外来受診

外来

木曜日・金曜日(午前) 担当医:小笠原 大介(循環器内科 副部長)
(午前受付:8:30〜11:30、午前診察:9:00〜12:00)

下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医

心臓血管外科: 吉田 和則

よくある質問

静脈を塞いで大丈夫?

他の静脈が心臓に血液を運んでくれるので大丈夫です。

レーザー治療の対象となる方は?

大伏在静脈または小伏在静脈の弁が壊れて逆流がある場合です。静脈エコーでわかります。

治療時間はどのくらい?

片足60分程度です。麻酔方法にもよりますが、 術直後から歩行可能です。

安全ですか?

下肢静脈瘤に対する血管内レーザー治療の実施基準を満たした医師が手術を行いますので安心して受診して下さい。

治療費について

下肢静脈瘤のレーザー治療は2010年1月より健康保険による診療が認められるようになりました。3割負担の方で約63,000円程度、1割負担の方で約21,000円程度です。(1泊2日入院、食事代・室料差額代、病衣代、弾性ストッキング代を費用に入れない場合)

※薬の処方や入院日数により異なります。
※「高額療養費制度」が適応されます。

下肢血管専門外来

末梢動脈疾患(PAD)に対する取り組みについて

末梢動脈疾患(PAD)とは?

末梢動脈疾患は『動脈硬化』と密接にかかわっています。動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールが沈着し、血管の内部が狭くなり血液の流れが悪くなった状態をいいます。動脈硬化はそもそも血管の老化現象のことであり、誰でも年齢を重ねれば血管は脆くなっていきますが、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病がある場合、動脈硬化が通常より早く進行する危険性が高まります。その結果、主に足の先に十分な血液が届かなくなることで様々な血液不足の症状が出現するようになります。

*注;従来本邦では、下肢ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)と一般的に呼ばれており、海外ではバージャー病も含めてPAD(末梢動脈疾患)とより広い括りで呼ばれることが一般的です。但し現在ではASOとPADはほぼ同じ意味で用いられています。

下肢血管専門外来 | 末梢動脈疾患(PAD)とは?

症状

末梢動脈疾患の症状は重症度によってⅠ度からⅣ度に分類されます(フォンテイン分類;図1)。なお、この分類におけるⅢ度からⅣ度の状態には『重症下肢虚血』という別の名称がつけられており、治療が格段に困難となり生命予後の低下にも繋がっています(図2)。

大切なことは早期診断・早期治療であり、これらの症状を有する患者様がいらっしゃった場合、まずは末梢動脈疾患を疑い適切な治療を行える環境を作ることが重要です。

下肢血管専門外来 | 図1 フォンテイン分類 

図1 フォンテイン分類 

下肢血管専門外来 | 図2 末梢動脈疾患患者の生存率

図2 末梢動脈疾患患者の生存率

検査

検査手順

末梢動脈疾患が疑われる患者さんが来院された場合、まずはスクリーニングを行い末梢動脈疾患の有無および重症度を調べます。その後、治療の緊急性や治療内容を詳細に判断していくことになります。

スクリーニング
末梢動脈疾患があるかを調べます
重症度評価
重症度や病変部位を診断します
病変部所見診断
病変部を更に精密に検査し治療戦略を立てます
 

ABI検査 (足関節上腕血圧比)

下肢血管専門外来 | 薬物療法

腕と足首の血圧を測定し、その比を調べます。正常の方は下肢の血圧は上肢に比べて高いのですが、下肢の血圧が下回る場合には末梢動脈疾患を疑います。

SPP検査 (皮膚灌流圧測定)

下肢血管専門外来 | 薬物療法

皮膚の表皮レベルの血流状態を測定する検査で、ABI検査に比べより正確な評価が可能です。重症下肢虚血患者の重症度や治療効果判定を行ううえで重要となります。

提供:株式会社カネカメディックス

超音波検査

下肢血管専門外来 | 薬物療法

文字通りエコー検査です。ベッドサイドで非侵襲的に行うことができ、末梢動脈疾患の部位診断や重症度評価が可能です。

治療

薬物療法

下肢血管専門外来 | 薬物療法

主には抗血小板剤やプロスタグランジン製剤を使用し、跛行や疼痛など虚血症状の改善を図ります。また高血圧や糖尿病などを認めている場合は、基礎疾患に対する内服治療も重要となります。内服療法は全ての患者さんに対し基本的な治療となりますが、実際のところ重症度の高い患者さんは薬物療法単独では効果を認めないこともしばしばあります。

運動療法

一般的には歩行訓練を行うことで、閉塞した動脈以外の側副血行路の血流を増やしたり、新生血管の増生効果が期待されます。医療機関や医師指導の下、在宅で行うこともありますが医療圏により地域差があるのが実情です。

血管内治療

血管の狭窄や閉塞部をバルーン(風船)やステント(金属の筒)によって拡張し、血流を回復させる治療法です。当院ではカテーテル治療に力を入れている施設ですので、別途詳細にご説明いたします。

外科的治療法(バイパス術)

下肢血管専門外来 | 外科的治療法(バイパス術)

血管の閉塞部位の上下に血管(自家静脈・人工血管)をつないで、新しい通り道(バイパス)を作る治療法です。

血管内治療(カテーテル治療)

下肢血管専門外来 | 血管内治療(カテーテル治療)

当院は末梢動脈疾患に対し、カテーテルによる専門治療を特色としています。カテーテル治療とは、足の付け根や手首の動脈から細い管を挿入して行う治療法のことで、従来より狭心症や心筋梗塞の方の治療として日常的に行われてきました。ガイドワイヤーと呼ばれる細い針金に沿って、先端に風船のついたカテーテルを病変部まで導いた後、バルーンを膨らませることで血管を拡げ血流再開を目指します。

またバルーン治療のみで十分な拡張や血流再開が得られないような病変に対しては、ステントと呼ばれる網目状の金属製の筒を当該部位に留置します。

下肢血管専門外来 | 左:治療前 右:ステント留置後

左:治療前 右:ステント留置後

下肢血管専門外来 | 左:治療前 右:ステント留置後

左:治療前 中:バルーン治療 右:治療後

当院では末梢動脈疾患に対する治療法としてカテーテル治療に力を入れています。

従来この疾患に対する治療法はバイパス術しかありませんでしたが、近年ではカテーテル治療の進歩により外科治療に遜色ない長期成績が得られるようになってきました。またカテーテル治療は、皮膚に1〜2か所小さな穴を開けるだけで治療できますので傷もほとんど残りませんし、全身麻酔なども必要ありません。

外来

木曜日・金曜日(午前) 担当医:小笠原 大介(循環器内科 副部長)
(午前受付:8:30〜11:30、午前診察:9:00〜12:00)

血管エコー外来(むくみ外来)

昨今、閉塞性動脈硬化症(ASO)、頚動脈狭窄などの動脈硬化性疾患や、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤、血栓性静脈炎などの静脈疾患の診断、マネージメントに血管エコーが欠かせません。

そこで、西宮渡辺心臓・血管センターでは超音波専門医・技師による血管エコーの専門枠を設けております。地域の先生方にも是非この枠をご活用いただきたいと思い、ご案内させていただきます。

» 血管エコー外来 パンフレット(PDFファイル形式:130KB)

検査日 毎週金曜日 午後
検査の種類
  • 頚動脈エコー
  • 上肢動脈エコー
  • 上肢静脈エコー
  • 下肢動脈エコー
  • 下肢静脈エコー
 あわせて心エコーの予約も承ります。
予約方法 電話(代表0798-36-1880)にて「患者様のお名前」「生年月日」「検査希望日」「検査項目」をお伝えください。